広島湾みらいアクション(第5回)を開催しました!
広島湾さとうみネットワークでは、本年から、より多くの人々を巻き込んだ新たな試みとして、広島湾を舞台にした新たなアクションを創り、広げ、応援する交流会「広島湾みらいアクション」を始動しました。
9月21日(土)に開催した「広島湾みらいアクション(第5回)」には、17名の方にご参加いただき、広島湾周辺で活動されているゲストの活動内容をお聞きしたあと、参加者全員によるワールドカフェで、今後やってみたいことなどの具体的なアクションについて話し合いました。
今後も「広島湾みらいアクション」を継続して開催し、今回出されたアイデアを具体化していく予定です。広島湾さとうみネットワークでは、引き続き地域課題解決や持続可能な社会づくりに向けて活動を進めていきます。
今後の予定:
イベント内容:広島湾みらいアクション(第5回)
第1部:さとうみアクションピッチ
山海環(さんかいかん)代表 谷川 裕之 様
~竹がつなぐ「里山」と「里海」の循環と再生~
竹と牡蠣養殖の新たな関係の構築を目指した、牡蠣養殖用プラスチックパイプの「竹」への転換、使用済み牡蠣筏の廃竹材の炭化などについて話題提供をいただきました。
屋代島さとうみネットワーク 代表 田中 貞徳 様
~瀬戸内のハワイでの環境活動報告~
「屋代島さとうみネットワーク」が取り組んでいる、屋代島(周防大島町)における海岸清掃、磯観察、クルーズ、パネル展示などの取り組みのほか、ニホンアワサンゴの保護活動の一環として行っている地家室園地前の海底地形調査などについて話題提供をいただきました。
【資料ダウンロード】第2部:さとうみワールドカフェ
参加者全員がワールドカフェ形式で、海洋プラスチックごみの削減等についての意見交換を行い、以下のようなアイデアが出されました。
・プラスチックごみの削減や再利用、代替品の開発などの取り組みが紹介されました。例えば、ペットボトルを加熱して燃料に変える技術、カキ殻を利用した水酸化カルシウムの製造、環境に優しい洗剤の自家製造など、様々なアイデアが出されました。
・しかし、これらの取り組みを広く普及させるには、さらなる研究開発や事業化が必要であることが確認されました。
・プラスチックごみ問題への対策には、技術的な課題だけでなく、経済的・社会的な影響も大きいことが指摘されました。
・例えば、プラスチック製品の代替品への移行により、従来の製造業や流通業界に影響が及ぶ可能性があります。
・そのため、この問題の解決には、産業界、行政、専門家、市民社会など、様々なステークホルダーが関与し、連携していく必要があることが確認されました。
・また、一つの解決策だけでなく、さまざまな方向から取り組んでいく重要性も強調されました。