広島湾みらいアクション(第2回)を開催しました!

広島湾みらいアクション(第2回)を開催しました!

広島湾さとうみネットワークでは、本年から、より多くの人々を巻き込んだ新たな試みとして、広島湾を舞台にした新たなアクションを創り、広げ、応援する交流会「広島湾みらいアクション」を始動しました。
6月1日(土)に開催された「第1回 広島湾みらいアクション」の開催報告はこちら
 
6月29日(土)に開催した「広島湾みらいアクション(第2回)」には、対面43名、オンライン5名の方にご参加いただき、広島湾周辺で活動されているゲストの活動内容をお聞きしたあと、参加者全員によるワールドカフェで、今後やってみたいことなどの具体的なアクションについて話し合いました。
 今後も「広島湾みらいアクション」を継続して開催し、今回出されたアイデアを具体化していく予定です。広島湾さとうみネットワークでは、引き続き地域課題解決や持続可能な社会づくりに向けて活動を進めていきます。
【資料ダウンロード:広島湾みらいアクションについて】
 
今後の予定:
第3回広島湾みらいアクションは、7月20日(土)13:00より、イノベーション・ハブ・ひろしまCampsで開催します!
(ゲストは決まり次第お知らせします)
お申し込みはこちらからお願いします!
https://forms.gle/EnV3x6s8um7ZdRsv5
 
 
イベント内容:広島湾みらいアクション(第2回)
第1部:さとうみアクションピッチ
①生原商店 代表/土のナビゲーター/瀬織販売責任者 生原 誠之 様
 里山の地域資源「瀬織」、「せとうちコンポスト」についてご紹介いただくとともに、里山の資材を活用した「げんき玉(アマモ苗)」を使った海の畑づくり(アマモ場の再生)プロジェクト構想について話題提供いただきました。
【資料ダウンロード:里山・里川・里海の「幸」で繋がるげんき玉プロジェクト】

 
②一般社団法人フウド 代表理事 後藤 峻 様
 一般社団法人フウドが取り組んでいる、江田島市を拠点とした海洋教育・環境保全事業(ビーチクリーン、海ゴミ回収プロジェクト、里山学習プログラム等)についてご紹介いただくとともに、今後の展開(アマモ再生事業、未来の海ゴミプロトタイプ開発等)について話題提供いただきました。
【資料ダウンロード:えたじま未来の海づくり大作戦】

 
第2部:さとうみワールドカフェ
 参加者全員がワールドカフェ形式で自由に意見交換を行い、以下のようなアイデアが出されました。

 
①経済的な持続可能性の確保
・ボランティア活動だけでなく、収益を上げる方法を模索する。
・団体内で明確な目標を設定し、活動の方向性を一致させる。
 
②エコツーリズムの推進
・山や海での体験型イベントを企画し、参加者に自然環境の重要性を体感してもらう。
・広島の自然や文化を活かしたエコツーリズムやアドベンチャーツーリズムを推進する。
・ツーリズムを通じて地域の魅力を発信し、持続可能な観光を推進する。
 
③PR方法の改善
・SNSやその他のプラットフォームを活用して、活動を広く知らせる。
・アンバサダー制度の導入や、インバウンド観光客を巻き込む取り組みを検討する。
 
④若者の参加促進
・大学生や高校生の参加を促進し、若い世代の関心を引くイベントを開催する。
・学校や大学との連携を強化し、教育機関との共同プロジェクトを実施する。
 
⑤名刺交換の効率化
・イベント受付時に名刺を預け、コピーを配布するシステムの導入を検討する。
 
⑥海ゴミ調査方法の改善
・現在の調査方法では、ゴミの量が潮の満ち引きや風の影響、清掃活動の実施状況などによって異なるため、定点観測だけでは正確なデータが得られないことがある。
・衛星データを使って、特定の地域や期間におけるゴミの分布や変動を詳細にモニタリングする。
・衛星画像を解析し、ゴミの種類や発生源を特定することで、効果的な対策を講じる。
 
⑦情報交換と課題解決
・課題を洗いざらい出し、その関係性を明確にする。
・地域の情報交換の場を増やし、課題をデータ化して新たな視点から課題解決策を見つける場を設ける。
・団体内で目指すべき目標を明確にし、全員が共通の認識を持つ。
 
⑧産官学連携の強化
・産業界、官公庁、学術機関との連携を強化し、共同プロジェクトを推進する。
・各分野の専門知識を活用して、包括的なアプローチで課題に取り組む。
 
第3部:交流会
 より深い交流を目指して懇親会が行われ、参加者による活動紹介ピッチや、参加者同士のネットワークを広げる機会となりました。