広島湾みらいアクション(第6回)を開催しました!
広島湾さとうみネットワークでは、本年から、より多くの人々を巻き込んだ新たな試みとして、広島湾を舞台にした新たなアクションを創り、広げ、応援する交流会「広島湾みらいアクション」を始動しました。
10月26日(土)にport.cloudで開催した「広島湾みらいアクション(第6回)」では、広島湾周辺で活動されているゲストの活動内容をお聞きしたあと、参加者全員によるワールドカフェで、今後やってみたいことなどの具体的なアクションについて話し合いました。
今後も「広島湾みらいアクション」を継続して開催し、今回出されたアイデアを具体化していく予定です。広島湾さとうみネットワークでは、引き続き地域課題解決や持続可能な社会づくりに向けて活動を進めていきます。
今後の予定:
決まり次第お知らせします!
イベント内容:広島湾みらいアクション(第6回)
第1部:さとうみアクションピッチ
NPO法人瀬戸内さとうみ楽会(広島湾さとうみネットワーク事務局) 山本 裕規 様
~広島湾におけるブルーカーボンのとり組みについて~
広島湾さとうみネットワークのプロジェクトの一つである「広島湾ブルーカーボン研究会」の目的と活動内容、今後のブルーカーボン創出の取り組みの重要性等について話題提供をいただきました。
株式会社ES CONSULTING GROUP 佐藤 祐太朗 様
~海ゴミ問題を解決する新たな挑戦~
海ゴミを出さないカキ養殖技術はあるものの導入コストが高くなかなか普及が進んでいない現状を解決するため、企業版ふるさと納税×官民共創による取り組みを紹介していただきました。具体的には、江田島市と企業が連携した「ふるさと共創会議」の設置による地域再生計画づくりや、今後環境に優しい養殖を行って育成したカキを「ETAJIMAエシカルオイスター」として認証し、持続可能な養殖を行っていく構想等について話題提供をいただきました。
第2部:さとうみワールドカフェ
参加者全員がワールドカフェ形式で、話題提供していただいた内容についての意見交換を行い、以下のようなアイデアが出されました。
・大手企業や地元企業と連携し、地域再生を目指す。
・ふるさと納税制度や企業版ふるさと納税を活用し、資金調達を図る。
・海の環境保全をテーマに企業の参入を促進する。
・SDGsの観点から、水産業の認証制度の活用を促進する。
・認証の認知度が低いため、ターゲットをインバウンドや意識の高い層に設定する。
・エシカルオイスターなど、付加価値のある商品による収益化を模索する。
・企業や個人にブルーカーボンの権利を販売し、資金調達する。
・食品加工品の付加価値を高める方法を検討していく。
・空き家や休耕地の活用、地域資源を循環させる取り組みを検討する。
・循環型社会を目指した施設(スパイラルガーデン)での活動計画を検討する。
・地域の商材を使用したマーケットやイベントを開催する。
スパイラルガーデン大州の紹介
会の最後には、2024年11月にオープンする「スパイラルガーデン大州」MGK担当 清水早苗様より、スパイラルガーデン大州のコンセプトと、今後のマルシェやイベントについての広島湾さとうみネットワークとのコラボ案等についてご説明いただきました。