広島湾みらいアクション(第3回)を開催しました!
広島湾さとうみネットワークでは、本年から、より多くの人々を巻き込んだ新たな試みとして、広島湾を舞台にした新たなアクションを創り、広げ、応援する交流会「広島湾みらいアクション」を始動しました。
7月20日(土)に開催した「広島湾みらいアクション(第3回)」には、対面29名、オンライン1名の方にご参加いただき、広島湾周辺で活動されているゲストの活動内容をお聞きしたあと、参加者全員によるワールドカフェで、今後やってみたいことなどの具体的なアクションについて話し合いました。
今後も「広島湾みらいアクション」を継続して開催し、今回出されたアイデアを具体化していく予定です。広島湾さとうみネットワークでは、引き続き地域課題解決や持続可能な社会づくりに向けて活動を進めていきます。
今後の予定:
第4回広島湾みらいアクションは、8月28日(水)17:00より開催します!
(ゲスト、会場は決まり次第お知らせします。※広島市内で開催予定。)
お申し込みはこちらからお願いします!
イベント内容:広島湾みらいアクション(第3回)
第1部:さとうみアクションピッチ
①(株)TEGO 矢田 滝 様
これまで廃棄物として焼却されてきた牡蠣筏の竹などを原料とした製品(筏チップ)とその活用事例の紹介、筏チップが生み出す新しいエコ循環システムの構築や今後のビジネスモデルなどについて話題提供いただきました。
②トラベルデザイナー 川口 康太 様
「人が住むほどに自然が澄んでいく」という自然と人との共生をコンセプトにした実験住宅である屋久島のRegenerative Life Studioの紹介、森、川、里、海のめぐりとつながりを体感できるストーリーを提供する旅のコンセプト、広島で今後創りたいRegenerative Journey(リジェネラティブな旅)などについて話題提供いただきました。
第2部:さとうみワールドカフェ
参加者全員がワールドカフェ形式で自由に意見交換を行い、以下のようなアイデアが出されました。
・捨てられている駆除した猪や鹿を給食に使用することで食材としての活用を提案。
・猪・鹿の油を活用した化粧品などの商品開発の提案。
・子供たちが釣った魚をその場で食べる体験を通じて、海の豊かさを感じさせる。
・子供たちが海の変化を理解するために、漁師飯や未利用魚の活用を通じた食育を推進。
・海を学びの場として利用し、子供たちが非日常体験を通じて海に親しむ機会を提供する提案。
・AIと連動した自動給餌機を活用し、漁業の効率化と新技術の導入を紹介。
・カキ殻を利用して豊かな海づくりを推進。実証実験で成果を確認済み。
・ゴミ拾いやリサイクル活動の重要性を強調し、地域の子供たちに海洋ゴミの問題を理解させる。
・TikTokやInstagramを活用して若者にアプローチし、里海活動を広める提案。
・竹パウダーを食材や動物飼料として利用し、環境負荷を減らす提案。
・里海活動の個々の取り組みをSNSやホームページで広め、活動への理解と協力を促進する。
第3部:交流会
より深い交流を目指して懇親会が行われ、参加者同士のネットワークを広げる機会となりました。