広島湾のウミウシ研究(山陽女学園プロジェクト)
活動目的
山陽女学園高等部・サイエンス同好会では、「恵み豊かな瀬戸内海を未来につなぐ」というテーマで研究を行っており、ウミウシの長期的な調査を通して瀬戸内海の環境変化を考察し、生物生息環境の保全に貢献したいと考えています。
【左】ウミウシの採取 【中央】顕微鏡観察 【右】学会発表
広島湾再生行動計画の目標
個別目標1:多様な生物を育む、恵み豊かな里海を創生する。
個別目標2:人々が行き交う、賑わいと癒やしの水辺空間を創出する。
活動概要
ダイビングショップ「l.m.marine」様ご協力のもと、広島湾に生息するウミウシについて研究しています。
ウミウシは広島湾でも見ることができダイバーにも人気ですが、その生態はあまり知られてないため飼育は困難とされています。
プロジェクトでは、データ収集及び、生物学実習(ウミウシのソーティング及び顕微鏡観察)、中高生の学会の場での口頭発表も行っています。
活動を通して、広島湾の環境保全について生徒たちの興味・関心が向かうこととともに、温暖化などの環境の変化がウミウシに与える影響を明らかにしていくことを目的としています。
アピールポイント
・2019年 サイエンスキャッスル九州大会 口頭発表
・2020年 「ぼく、あおうみうしくん」絵本制作
・2022年 高校生海洋環境保全研究発表会 口頭発表
活動時期・頻度等
・学校内で、週2回活動
・不定期で、ウミウシ観察などの生物学実習を実施
・現在は、小学生に向けてウミウシの魅力を伝える活動を模索中
主な活動場所(山陽女学園高等部)
実施体制
実施主体:山陽女学園高等部 サイエンス同好会
プロジェクト長:酒井 美由紀(山陽女学園高等部 サイエンス同好会顧問)