干潟再生プロジェクト
活動目的
・広島市内でアサリの潮干狩りができ海について学べる干潟づくりを目指します。
・アサリ養殖場整備や環境学習イベントを通じて、市民に対して干潟などの環境保全の大切さを伝えます。
【左】アサリ稚貝採取 【中央】食害防止ネット張り替え 【右】アサリ生育状況調査
広島湾再生行動計画の目標
個別目標1:多様な生物を育む、恵み豊かな里海を創生する。
個別目標2:人々が行き交う、賑わいと癒やしの水辺空間を創出する。
活動概要
広島市佐伯区の八幡川と岡の下川河口干潟で、井口漁業協同組合と広島湾さとうみネットワーク会員が共同でアサリ養殖場整備を行っています。
春に自然発生したアサリの稚貝をネットに採取した後、育ったアサリの稚貝を養殖場に散布して育てています。食害防止用のネットは時間が経つと泥や海草類が付着するので、定期的に張り替え作業を行っています。
このような一連のアサリ養殖作業を市民にも体験してもらうことで、広島湾の環境に関心を持ってもらいたいと考えています。
今後も様々な主体と連携しながら、干潟や藻場の保全・再生、アサリのブランド化やアサリを使った商品の開発に取り組んでいく予定です。
アピールポイント
・活動場所は広島湾では数少ないアサリの生息場であり、都市圏を背後に海辺に近づくことのできる貴重な場となっています。
・干潟をフィールドに自分の手でアサリを育ててみましょう。(アサリの試し掘りもあり)
活動時期・頻度等
・アサリの稚貝採取は、4~5月の大潮干潮時に開催(土日 )
・食害防止ネットの張り替え等の維持管理作業は、夏~秋に随時実施
主な活動場所
八幡川河口干潟(井口漁港)
岡の下川河口干潟
実施体制
実施主体:復建調査設計株式会社
プロジェクト長:菅野 孝則(復建調査設計株式会社)
協 力:井口漁業協同組合